子供が夏休みの自由研究で顕微鏡を使って花粉を調べるらしい。
何かのポイントでゲットした顕微鏡セットはとんでもなく見え方が悪いおもちゃで、色収差は激しく、ピントも合っているのかわからない代物だった。顕微鏡で見るマクロの世界がこんなものだと思われてはマクロ写真好きの私としては甚だ心外であります。
そこで新規レンズ購入資金を投入してまともな顕微鏡を購入した次第であります。
それがこれです。
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ネイチャースコープ ファーブルミニ(ニコン製) | |
双眼実体顕微鏡という奴で、20倍固定。作りはプラスチック製でちゃちいところがありますが、見え方はさすがにニコンの製品、驚くほどクリアで立体的に見えます。
これをなんとか写真に撮れないものかと考えました。上位機種にはカメラを取り付けられるものがありますが、Lレンズが買えてしまうほど高いのです。おまけにニコンのカメラしか使えないようになってます。
なんとか撮りたい。そこで、接眼レンズの上にコンデジ(Canon S90)のレンズの先端を合わせてのぞいてみるとちゃんと見えるではないですか。
いわゆるコリメート撮影法と同じです。そして写した写真がこれです。
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雑草の葉っぱ(単子葉) |
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上の葉っぱの付け根のひげ部分 |
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ヒメジョンのつぼみ |
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ヒメジョンの花びらの付け根 |
コンデジを望遠側にするとケラれません。オートフォーカスも効きました。
接眼レンズの上に乗せているので、重みで微妙にピントがずれたりします。またレンズの中心がずれると変に片ボケ、ケラれたりするので、撮影には神経を使います。
今回はとりあえず試し撮りでしたので、もうちょっとうまく写る方法を考えてみたいと思います。