適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2013/02/28

冬の里山撮影記(2/28)


いよいよ2月も終わり。
3月になれば暖かい日も多くなるでしょう。
今回はこの冬に撮った写真を適当にまとめてみました。


まずは日頃お世話になってる雑木林の風景。

フィッシュアイズーム10mm
雑木林の真ん中に立って真上を見上げて撮ると木々は一点に収束して別世界を描きます。
よたったはずみで四隅が回転ブレ。面白かったのでさらにブレを追加しちゃいました。

白夜のような風景
天気の良い白銀の風景。太陽に露出を合わせるとまるで白夜のようになります。
AT-X107フィッシュアイズームは絞り羽根が6枚です。
偶数の絞り羽根だと光芒がきれいに出ます。
高価なレンズの円形絞りや奇数の絞り羽根では光芒が出にくくなっています。


タテ180°パノラマ
iPOD(touch5th)は標準でスイングパノラマ撮影ができますが、これを縦方向に動かすと、これまた非現実な写真が撮れます。


夕焼けの景色
夕焼けは平凡な雑木林もドラマチックに変わります。



マクロ編です。
越冬卵以外で見つけた変なもの。
スカシダワラ クスサンの繭です。
オビカレハの卵隗
ガの卵だと知らなければ金色に輝くきれいな物体。


クヌギハケツボタマフシ(ハチの虫こぶ)
正体が分からず、正解を見つけるまでに手間を食ったが何とかたどり着いた名前。
ネット検索は偉大です。

正体不明の卵状物体
コナラの芽の付け根に大きな卵状物体を発見。明らかにチョウの卵ではないことは分かりましたが、
その先が???。
ネットで調べてもなかなかこれだ!というのが見つかりません。未だに正体不明。


おまけ

ノシメマダラメイガ  円の中がその正体
家の中を冬でも飛び回る小さなガです。さすがに夜の室内は暗くスローシャッター。
羽ばたきが妙に綺麗な弧を描いてます。
娘はこの蛾の天敵です。
彼女に見つかった日には瞬殺です。


2013/02/17

里山歩きは続く (2/17)

また雪が積もっちゃいましたね。
辺り一面雪景色に戻っちゃいました。
城山公園展望台より(PCでパノラマ合成)
ここからは北アルプスがよく見えます(iPODでパノラマ撮影-結構使えます)
林の中も雪。これはウサギの足跡かな
日曜日の里山歩きはもはや一週間のタイムサイクルの中に組み込まれて、よほどのことが無い限り欠かすことがなくなりました。 健康のためにもいいし。
今日はいつもと違う場所を歩いてみた。
メスアカミドリシジミの卵
今シーズンなかなか見つからなかったメスアカミドリシジミの卵をやっと見つけたと思ったら抜け殻。 でもこの辺にいることがわかったので、まだチャンスはありそう。

ルリビタキ(メス)
抜け殻を撮っていると、何やら近くを舞う気配。
振り向くとルリビタキが近くまで来てなかなか逃げません。
90mm+40mmRスタックレンズの+40mmRを外して記念撮影。
90mmでもこの大きさに写るくらいの距離です。
ずいぶん人馴れしているというのか、こちらを人と思ってないのか、とにかく人懐っこいやつでした。

2013/02/14

春近し(2/14)

林下ではフクジュソウが咲き始めました。
2013.02.10
2013.02.10
去年は2月12日に同じ場所で撮っています。
これほど正確に開花するとは、どういう体内時計を持っているんでしょう。

2013/02/05

落枝拾いで越冬卵 (2/5)


あっという間に2月になってます。
1月中旬に降った雪はいつまでも残っていて越冬卵探しは一時休止状態でしたが、
日当たりのよい場所はほとんど溶けて再開です。でもまた雪になりそう。

実は、雑木林で落ちているクヌギやコナラの枝をよく見るとゼフィルスの越冬卵が付いていることがあります。
こんな感じの枝が落ちています

9月頃にハイイロチョッキリという甲虫がドングリに卵を産んでそのドングリの付いた枝ごと切り落とすようですが、今回の落ちている枝は、強風に飛ばされた少し大きめの枝です。
この落枝探しはバカにならない確率で卵を見つけることができて、最近ではついつい枝を拾っては眺めるようになりました。
慣れてくると卵が付いていそうな落枝がわかってきます。


落枝拾いで見つけることができる越冬卵ランキング
1位:ミズイロオナガシジミ
2位:アカシジミorウラナミアカシジミ
3位:ダイセンシジミ
4位:Unknown Eggs

1位から3位の種はいずれもクヌギ、コナラにも産卵し、その高さも低めの所から高い場所までで、偏りがないので落ちている枝に卵の付いている確率も高いのでしょう。
2013.2.3 クヌギの落ち枝で発見したミズイロオナガシジミの卵
2013.2.3 これもクヌギの落ち枝 ダイセンシジミ

4位のUnknownEggsはFavonius属のどれかだと思うんですが、私には現時点で判別不能なのでUnknownです。
(確率が高いのはクロミドリシジミ)




Unknown 5個
どれも似ていてわかりません。


落ちていた枝についていたので、ほっとけばいずれは死んでしまう卵。
とりあえず伐採木で採卵したのと一緒に保護しています。
全部で50個以上の数になってしまってどうしようか。
すべてを飼育するのは大変です。
種がわからないのは飼育してその正体を見極めたいけど、あとは自然に返そうか。
テープで枝先に留めておけばよいかな。