適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2013/08/25

オナガアゲハの飛翔+α (8/25)

今咲いている花と言えばクサギの花。
この花にオナガアゲハがやってきます。
オナガアゲハはホバリングしながら蜜を吸うのでじっとしていません。
躍動感ある飛翔写真を撮りたくて望遠レンズで撮影に挑戦。
いつもより近づいて撮ってます。
ノートリミングです。
 
 
 
 
 
* * * * *

かつてウラギンシジミとウラナミシジミは主に秋に見られるチョウでしたが、最近では春が過ぎると見る事ができたりします。冬をこの辺では越せない種でしたが、温暖化のせいか近くで越冬していて北上するのが早くなったのでしょうか?
この2種の卵をクズの花で見つけました。
ウラナミシジミの卵 これはかなり小さくて肉眼で見ても白い塵が付いてるみたいです。
拡大すると幾何学模様が見えてきます
ウラギンシジミの卵 これはゼフの卵より大きくて肉眼だと白い粒に見えます
こちらは孵化したあと 幼虫は見つかりませんでした。
卵写真は例のごとく90mm+40mmRレンズスタックで撮影。トリミングしています。
フィールドで手持ち撮影ができるのが強みです。



2013/08/18

アカマダラコガネ(8/17)

クワ・カブ探索中に子供が見つけた。
 アカマダラコガネ 中央にいます
茶系に黒のまだら迷彩で樹液に頭を突っ込んでいるのでよく見てもわからない。
彼は図鑑を良く覚えていてかなりの珍種であると主張。
ネットで調べるとその生態もかなり変わっているらしく数も少ないようだ。
良く見つけたものだ。彼のもと、現在保護観察中。

キベリタテハの飛翔(8/16)

タテハチョウの仲間はどれも飛翔速度が速くて逃げ足も速いのでなかなか飛翔写真は難しい種類です。
今日も林道でキベリタテハが何匹かいるのを見つけてなんとか撮りたいと挑戦してみた。

一定の間隔で林道に降りて給水がてらテリ張りしているみたいで、自分の陣地に入ってくると追いかけっこを始めます。こんな時は撮影者には警戒している間もないようで、一生懸命追いかけっこをしているわけで、近づく事はそうむずかしくはないのです。
しかしながらスピードが速すぎてなかなか追いつかない。
何度となくチャレンジして撮ったのがこれ。
画面が斜めっているのはご愛嬌ということで
本当はこの先にもう1匹飛んでいるのです。 追いつかない

ヤマトシジミの交尾プロセス(8/15)

チョウの交尾のシーンや交尾拒否のシーンはよく見ますが、そのプロセスを見ることは滅多にありません。
たまたまヤマトシジミを眺めていたらその一部始終を撮影できたので紹介します。

まずはオスがメスに近寄って横に並んで翅を小刻みに震わせます。
 翅を閉じている奥がメス、手前の青い翅がオス
メスは交尾拒否の場合には翅を広げます。一方何もしなくてじっとしている場合は、交尾OKのようです。すぐにオスは次の行動に移ります。
オスが腹端を伸ばしています 
オスは横に並んだまま腹端をU字に曲げて伸ばしメスの腹端へ持って行きます。
どうやら横に並んでこの体勢に持って行くことが重要な事のようです。
メスが翅を広げるとオスは横に並ぶことができないので交尾の体勢に持って行く事はできません。それが交尾拒否の意思表示であり、次のステップに進めなくしている事になります。今回は無事交尾成立です。
次第に向きを変えて行きます 
ほぼ一直線で無理のない体勢へ 
 廻ったので右がメス、左がオスになってます
くるっと廻ってよく見る交尾シーンとなりました。
ここまでの所要時間は1分とかかっていません。
滅多にお目にかかれないシーンだった訳です。
シジミチョウの仲間はみなこんなプロセスでしょう。
モンシロチョウなどは交尾拒否の場合、翅を開くのと同時に腹端を上にあげたりするので、若干ちがうかもしれません。

2013/08/14

暑い・暑い・暑い・・・(8/14)

とにかく暑い。車外温度計は37℃です。
こんな日はエアコンの効いた部屋の中で昼寝が一番なのですが、まとまった休みはそうある訳ではなく、ノコノコと里山巡回にでかけるのでした。

この暑さの中を平気で飛んでいるのはジャノメチョウ。
地味なチョウですが目が青いのがオシャレです
ヒョウモンのなかでもツマグロヒョウモンは暑さに強い
ゴマダラチョウは2化が出始めたようだ
カラスアゲハはバテ気味? 日陰でお休み
日が変われば出会うチョウも変わる訳で、ムモンアカには会えませんでしたが、こんなのがいました。
ハヤシミドリ
翅まで開いちゃいました
ダイセンシジミ
人気者のメスグロヒョウモン(メス) 標高が少し高い場所だとヒョウモンも元気
という訳で探せばまだまだ色々出てきそう。

2013/08/12

里山巡回---チョウ(8/10−11)

8/10-11は久しぶりに里山巡回です。
あまりの暑さでチョウの種類と数は少ないですね。日陰でも30℃あります。
旬を過ぎたオオムラサキですが鮮やかな青を見せてくれたので1カット
一瞬ゼフかと見間違う大きさのミヤマカラスシジミ
クロミドリ
残念ながら後翅に大きなダメージを受けている
給水に来ているコムラサキ
集会中のクロヒカゲ 何を吸っているのでしょう
シータテハ
林の中にはヒメキマダラヒカゲ
普段今時期にはヨツバヒヨドリに群がるアサギマダラは1匹だけ
ゴイシシジミ 
チョウにとってもこの暑さはこたえるみたい。





雑木林の昼と夜---甲虫編(8/7-10)

セミの羽化の次は甲虫です。
先ずは夜の部。
 食い気優先の極小オス メスが邪魔そうです
こちらは交尾を迫っています。
夏も後半になってくるとメスが多くなってきます
夜の樹液に集まる代表格はカブトムシでしょう。
あちらこちらでこんなシーンが見られます。それにしても小さなオスの多いこと。
コクワガタは時間に関わらず見ることができます
水銀灯に飛んできたクワカミキリ
ヤナギの大木にはウスバカミキリ 水銀灯にも飛んできます
昼になるとキャストが変わってきます。
キボシカミキリ
シロスジカミキリ
ノコギリクワガタ
ミヤマクワガタ
クワガタは水銀灯などにも飛んできますが、昼間探した方がこんなシーンが見られます。
子供達はまだ夏休み。自由研究のネタはまだまだたくさんある里山です。





セミの羽化(8/7)

盆前は忙しく夕涼みがてらに夜の公園へ行く位しかできなかった。

セミは暑さを倍増する騒々しさで昼間鳴いていますが、羽化の様子は神秘的です。
7年の眠りから覚めた?セミの幼虫は地上へ這い出します。
 
 
翅が乾くまでの脈の色が綺麗です
これがベストショットかな
今回の写真はすべて別個体です。2m位の高さの枝や葉っぱを見渡すと、あちらこちらで羽化が始まっています。羽化のピークは過ぎたようですが、まだ見られるでしょう。