気温も十分に上がらず日差しもないので、チョウもあまり出てきません。
飛翔写真は早々にあきらめてマクロ主体に作戦変更です。
そーいえば、今年になってからスジボソヤマキチョウの卵を撮ってなかった。
シロチョウ科の卵は皆こんな形です。 |
生みたての卵は淡いクリーム色ですが、日が経つとこのように赤茶色に変わってきます。
そろそろ孵化するかな。
クロウメモドキにあったミヤマカラスシジミの卵はどれも穴が開いて孵化してます。
幼虫が居ないか探してみると、芽が萎れた場所に鮮やかな黄緑色の米粒を発見。
拡大してみると・・・
ミヤマカラスシジミの幼虫 |
もう1カット |
いましたね。孵化直後は黒っぽい毛虫だったのが緑色になってます。2令幼虫ですかね?
体長は5ミリほど。まだまだ小型です。
さて、ハヤシミドリシジミはどうなったかと、カシワを見ていると変な卵を発見。
問題の卵 |
ハヤシミドリの卵は針状突起で覆われていますが、この卵には突起が全く有りません。
撮影している時には葉にこすれて突起が無くなったと思ってましたが、拡大してみると全く模様が違います。
いろいろと調べてみて推察するにヒメシロシタバの卵ではないかというのが私の結論ですがいかがでしょう?
飛翔写真はありませんが、本日の成虫。
コツバメ |
後翅をスリスリ動かす時に表の鮮やかな青がちらりと見えました。翅を広げて止まることがないので、飛んでいるとき以外にこの青色全体を見る事はできません。
ベニシジミ |
ベニシジミも出てきました。
春型は後翅表面に青い斑点がはっきり出るのですが、これはうっすらと申し訳程度に出ているだけです。羽化するまでの気温が高かったからでしょうか。