盆あたりからカラッと晴れる日が続きませんね。 |
そうこうしているうちに秋っぽくなってきました。 |
スマホで雨雲レーダー画像を見ていたらあと1時間ほどで晴れるみたい。
これがかなり正確で、不安定な天気の時には役立ちます。
東屋で雨の止むのを待ちながら暇つぶし。
Amphipyra tripartita (シロスジカラスヨトウ) |
知らない蛾の名前を調べるのは厄介で、科も判らない場合は図鑑を端から虱潰しに見ていかなければなりません。図鑑の最後の方だと全部みることになり悲惨です。
この日、スマホの情報どおり晴れてきました。
今が旬のクサギの花の下へ行くと、黒っぽいアゲハが次から次へとやってきます。
Papilio protenor(クロアゲハ) |
Papilio macilentus(オナガアゲハ) |
Papilio bianor ♂ (カラスアゲハ) |
P. bianor ♀ (カラスアゲハ) |
ですからきれいな個体を見つけるのが大変です。
P. bianorなどが木の花の蜜を好むのに対して、P.makaonは草の花の蜜を好みます。
Papilio machaon(キアゲハ)。 |
P. machaon |
こういった原っぱが少なくなってしまいました。
公園ではすぐに草を刈ってしまうため、こういったシーンを見ることはあまりありません。
さらには、ノアザミやヨツバヒヨドリといった自生していた野草も一緒に刈られてしまって、ここ3、4年でめっきり減ってしまいました。
かつてはヨツバヒヨドリに群がっていたParantica sita(アサギマダラ)なども今では見ることは稀です。
Byasa alcinous(ジャコウアゲハ) |
自宅の庭にたまたま現れたB. alcinous(ジャコウアゲハ)。
街なかで見ることなどないチョウなのでこのところの強風で飛ばされてきたのかも。
☆ ☆ ☆
Everes argiades(ツバメシジミ) |
E. argiades |
まともなのが1枚あればいい方で、相変わらずピントは合わせにくく、しかもブレます。
もっともブレは飛んでる感じが伝わるので最近はむしろ良いかと思ってますが。
Pseudozizeeria maha ♀(ヤマトシジミ) |
どうやら卵を産んだ模様。さっそくよく見てみるとありました。
P.maha Egg(1) |
P.maha Egg(2) |
すぐ横の葉っぱにあったしばらく時間が経った卵は今川焼のような形で色は白くなりす。
表面には他のヒメシジミ属と同じでディンプル模様があります。
この形でカタバミに生んであれば間違いなくP. mahaです。
別の日
交尾しているTongeia fischeri(クロツバメシジミ)を発見。と思ったらお邪魔虫1号がやってきました。
Tongeia fischeri(クロツバメシジミ) |
そうこうしているうちにどんどん集まって来て辺りは♂だらけ。 |
他にも♀はいるだろうになんでこのカップルに集まるのだろう。 |
なかにはしっぽを伸ばしてまさしく横槍を入れようとするものまで。 |
やがてあきらめてお邪魔虫は飛び去り、平穏が戻ったのでありました。 |
また別の日
Taraka hamada(ゴイシシジミ) |