盆前は高温が続き盆過ぎは天候不順が多くて、チョウの発生状況は例年とはかなりズレがあった今シーズンでした。
9月後半から10月初めにかけての里山のチョウです。
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キタキチョウ 9/27 |
多化性のチョウ(スジグロシロチョウ、キチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミなど)は数はどうあれ一様に発生している。
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ミドリヒョウモン 2匹のオスが1匹のメスを追いかけてます。 9/27 |
ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモンは9月末までは多く見られたが、10月の声を聞いたとたんに数が激減。一方クモガタヒョウモンは今だ多くの個体がいる。
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クモガタヒョウモン 10/4 |
ウラナミシジミは秋に多くなる種類だが、夏も早い時期から発生していた。
今も新しい個体がいるのでもう1化進むかも。
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ウラナミシジミ 10/4 |
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ウラナミシジミの交尾 10/2 |
イチモンジセセリも秋に多い。これは例年と変わらず。
チャバネセセリも多い。
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イチモンジセセリ 10/4 |
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チャバネセセリ 10/4 |
例年なら見ることのない、ヒメキマダラセセリ、コミスジを10月に入ってから見かけた。
ヒメキマダラセセリはこの辺では年1化だと思ったが2化めがでたのか?
コミスジは3化めか?
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ヒメキマダラセセリ 9/27 |
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コミスジ 10/4 |
アサギマダラは少し前までは多くの個体がアルプス公園の花に訪れていたが、この2,3年は数が減少していて今年は1♀のみ見た。
彼らの好きな花の減少が起因していると思われる。
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アサギマダラ 10/4 |
スジボソヤマキチョウはこれから成虫越冬する。ちょっと肌寒いと出てこないのだが、日差しが暖かくなると吸蜜にやってくる。
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スジボソヤマキチョウ |
ヒメアカタテハ、キタテハ、アカタテハといった秋のチョウが少ない。
これからまだ発生するのか。ちょっと様子見。