適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2017/05/10

GWのチョウ2017 その4

ゴールデンウィーク中のチョウの写真紹介もこれで最後です。シジミチョウ科で締めくくりましょう。
シジミチョウの「シジミ」という名前は、しじみ貝が由来ですよね。その名の通りチョウの中では最も小さな部類で写真をとるのも一苦労です。

ツバメシジミ
ツバメシジミ
オオイヌノフグリの花と比べるとこのチョウの小ささがよくわかります。良く似た種類にルリシジミとかヤマトシジミなどがいます。後ろの翅に尻尾のような小さな突起がありますが、これがツバメシジミの特徴のひとつです。この尻尾みたいなのを「尾状突起」と言うんですが、これがある種類は「○○ツバメ」のような和名が付いている場合が多々あります。
 
ルリシジミの交尾
交尾しながら飛んでいたのですが、葉の上に止まって落ち着いたようです。チョウは危険が迫ったと感じた時とかよく交尾飛翔というのをしますが、その張本人は写真を撮っている私だったかもしれません。ちょっと反省してそーっと撮らせてもらいました。

コツバメ
コツバメです。「ツバメ」が名前についてますから尾状突起っぽいのがあります。春先のごく短い期間しか現れません。

コツバメ
コツバメ

コツバメはこの辺では最も小さなチョウです。しかも警戒心は強く、すばっしっこいので撮影泣かせです。今回はツツジの花に来ることが多く、しかもゆっくり目でとんでいたのでなんとか飛翔写真も撮れました。止まっている時は必ず翅を閉じていて開いているところを見たことがありません。翅表の青い色を撮りたければ飛翔写真を撮るしかありません。
 
トラフシジミ

トラフシジミは春と夏の2回発生するのですが、翅の白い筋の模様が春はくっきりしていますが、夏に発生するものは茶色味を帯びてはっきりしません。断然春型のほうがきれいです。そう数も多くないので目前に止まってじっとしてくれたのは幸運でした。

 ただ風が強くて被写体ブレがひどくで何枚とったやら。



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