適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2017/09/11

チョウの楽園 (2017.09.11)

生物多様性という言葉がありますが、チョウで言えばその場所にどれくらいの種類がどれくらいの数がいるかということなんですね。
よりたくさんの種類がよりたくさんいることが「多様性が高い」ということになります。
 先日芝生の広がる近くの公園へ行ってみました。アルプス公園ではありません。
 ここでは年に2回ほど草刈りをするだけで、芝生のところには草丈は低いのですがアカツメクサやクローバーが生えています。そしてここにはその花の蜜を求めてたくさんのチョウが集まっています。

悠々と飛ぶキアゲハ
アカツメクサの蜜が大好物
蜜を吸っていたのはメス。そこへオスが背後から近づきます。
とっさにメスは飛び上がって逃げようとします。
しかしオスはモーレツにアタック。
オスは執拗にメスを追いかけ回します。
そうこうしているうちにもう1匹のオスがやってきました。
2匹のオスに挟まれて逃げ場を失うメス。
三つ巴の飛翔はしばらく続くのでした。
そんな追っかけっこがあちらこちらで起こるのでした。小高い場所の草地にはこうしてキアゲハがよく集まります。
こちらではミドリヒョウモンが危険を感じたのか交尾しながら飛ぼうとしています。
こっちでは交尾中のヤマトシジミに別のオスがちょっかいを出しています。
3匹のチョウが写っています。
ご覧の通り
この写真には5匹写っています。
わかりましたか?
ここはさながらチョウの楽園のようです。
希少種は大切に見守られ、保護の対象になりますが、こういった自然豊かな「多様性の高い」場所はめっきり減ってきてしまいました。



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