適当にトリミングしてから縮小しています。クリックすると大きくなります。(たぶん)最近の写真はW=1500pxです。拡大表示するとぼやけます。

  

2018/01/08

ウラゴマダラシジミの越冬卵(2018.01.08)

ウラゴマダラシジミの越冬卵を新たに3ケ見つけた。
いつになくうまく撮れたので、高解像度版を1枚だけアップしてみる。
ウラゴマダラシジミ(6000×4000ピクセル)
Canon EOS M3
Voightlander Color-skopar 20mmリバース (電子接点付リバースアダプター使用)
ISO800,f8,1/160 露出補正-1、LED照明使用
7カットによる深度合成(PhotoshopCC)


※利用しているBloggerではアップした大きな画像は自動的に1600×1066ピクセルに縮小しちゃうみたいです。残念でした。




2018/01/01

謹賀新年2018 (2018.01.01)

明けましておめでとうございます。
お世話になった皆々様、本年も宜しくお願い致します。

まとまった休みはそうないので、じっくり里山巡りを元旦からしています。
2018.1.1撮影
冬の雑木林は越冬するチョウの宝庫
カシワ林にはハヤシミドリシジミの卵
ファボニウス属(オオミドリシジミの仲間)の卵はどれも形状が似ているので、もっぱら見つけた木の種類と場所で判断します。
カシワの木で目線ぐらいの高さだったら、ほぼハヤシミドリシジミ。
コナラの幼木(分かり難いので赤く塗っています)
オオミドリシジミ
コナラの幼木で矢印の辺り、枝の股、低い場所だったらほぼオオミドリシジミ。


卵ばかりではありません。
タテハチョウの仲間は幼虫で冬越しする種類が結構います。
カエデの木に葉がついたままのを見つけると、
ミスジチョウの幼虫(周りの彩度を落としています)
カエデ(モミジ)の木を見ると、すっかり葉が落ちているにもかかわらず、しっかり枝についていて、強風でも飛ばされない葉が残っている場合があります。そんな時にはミスジチョウの幼虫がその中にいる可能性があります。葉っぱの色とほとんど見分けがつかない色の幼虫なので、じっくり見ないと見落とします。今年は1本の木で4匹見つけました。


イチモンジチョウの幼虫(周りの彩度を落としています)
スイカズラはイチモンジチョウの食草ですが、冬越しはその葉っぱに切れ込みを入れて、うまく筒状にし、その中に隠れるようにしています。

オオムラサキの幼虫
オオムラサキの幼虫はエノキの木の根元辺りの落ち葉に潜り込んでいて、見つけるのはそう難しくありません。落ち葉を一枚づつ裏返して張り付いているのを探します。面白いことに木の北側の根元によくいます。春になるとエノキに登っていきます。
もっとクローズアップでもう一枚

アゲハチョウの仲間は蛹で越冬するものが多いのですがなかなか見つけられません。
パピルス属の蛹(周りの彩度を落としています)
恐らくミヤマカラスアゲハの蛹でしょうか。今まで気がつかなかったのですが、遊歩道の木柵柱についていました。食樹からは結構離れた場所です。
どうやらクロアゲハの蛹のようです。

まだまだ春までに色々と冬越しするチョウたちを見つける余地はありそうです。